- 2025年5月12日
- ガトー
『隻眼の残像』を観てきました
今回で28弾になるコナンの映画、今年も観てきました。
20弾超えたらへんから数えていなかったのですが、もう28弾になるんですね…。
今回のメインは、『長野県警』と『毛利小五郎』。
5年前くらいからこの2組のメイン映画が観たいと思っていたのですが、まさか同時にメインになるとは思わなかったです。
昔の映画はキャラクターメインのストーリーというよりもストーリーがメインでその中でキャラクターがどう動くかが多かったので、毛利のおっちゃんが実質のメインって初めてかもしれません。
『水平線上の陰謀』とかも活躍していましたが、こちらもストーリー上のでの活躍って感じでした。
また、長野県警組に至っては3人揃って映画の登場したのは初めてで、去年の映画の最後告知で悲鳴をあげそうになったのを覚えています。
あらすじとかは省略して、観てきた率直な感想は、最高すぎた…です。
基本的に犯人とか次の展開を予想してみることはあまりないのですが、最後の最後まで犯人もわからずストーリーも全く予想がつかない展開ばかりで感情の起伏が激しくて観終わった後、すごく体力を使いました。
ストーリーもキャラクターの活躍も最高…
長野県警組が仲がいいこと、大切に思っていたことは知っていましたが改めて認識することができました。何回かお互いを庇うシーンがありましたが、大切な人を失う辛さをわかっているから決していなくなる気はないのもよかったです。
由衣さんと敢ちゃんの車中の会話も中々の辛さがありお互いに大事に思っている人間の葛藤が泣きそうになりました。
今回のメインシーン(個人的に)の敢ちゃんが由衣さんを名前で呼ぶシーン。
敢ちゃんは足が悪いから自分から助けに行くことができないのは本人的にも悔しかったと思います。だから、由衣さん本人にこっちに飛び込んでもらうために『自分を信じて来い!』って気持ちを込めて名前を言ったんじゃないかなと思いました。その後もしばらく抱きしめていたので、心の中で叫んでいました。なんでこの人たち両片思いなの?
氷の川に飛び落ちたこーめーの前にヒロが出てくるとは思わなかったのでそれ対して冷静に向き合えるこーめーが強すぎて、「誰かこの人を支えてあげてほしい」と思いました。自分だったら、「生きていたんだ良かった」って縋ってしまうかもしれません。
両親を失って、初恋の人も失って、弟も行方不明な状態で幼馴染も行方不明になったらそりゃ所轄に飛ばされても探すなよなとしみじみ考えていました。
あとこの人病院抜け出すほどアグレッシブすぎる。
少年探偵団が犯人と戦うシーンで蘭ちゃんがきた瞬間の安心感がすごかったし、あそこまで戦えていた2人が優秀すぎました。けど、ホッとして泣いてしまうところが「あっやっぱ子供なんだよな、怖いに決まっているよな」と思いました。
長谷部さんのこと胡散臭いなと疑ってすみません。
自分の仕事を全うした立派な人でした。この人もコナンくんを守ろうとしてくれていて、良い人だなって思いました。
個人的にMVPをあげるとしたら、風見さんです。
上司にコナンくんに振り回されながらも仕事を全うし、自分が次どうすべきかをしっかりと考え行動する姿を観て「休みをあげて欲しい」と思いました。今年は、殴られたり怪我をしなかったのでよかったです。
由衣さんを身を挺して守ったりしていたのもかっこよかったです。
また、主題歌も今回の話にぴったりでどこか悲しい歌がエンドロールに流れてのはすごくよかったです。毎年、なんでこんなピッタリな曲が作れるのか…。
歌詞とキャラクターの心情がマッチしていて何回聴いても心にくるものがあります。
youtubeの特別映像が上がっているので観てほしいです。ここまで観てもいいの!?ってシーンまであります。リンク貼っておきます!
絶対に観たかったシーン
どうしても観たかったシーンは、おっちゃんの狙撃シーンです!
これは本当に観たかったので観れて嬉しかったです。今までの映画で格闘シーンは多々あったのですが、何せおっちゃんは一般人なので…。まぁ、コナンくんとかも銃使っていたので、何も言えないのですが。警官や公安、FBIなど他に銃を使うキャラが多いこともあり、おっちゃんの狙撃シーンは今までなかったのですが、さすが近距離では作中最強と言われている腕ですね…。
あと、おっちゃんはコナンくんをずっと庇護対象として守ってくれるのも大好きなんですよね。安室さんとかみたいに子供扱いしないのも好きなんですが、どんだけ頭が切れても子供なんですよ。雪崩が起きた時もコナンを庇ったりと、まずは子供守ろうとするおっちゃんはかっこいいです。
こーめーを助けるために躊躇うこともなく極寒の川に飛び込んだ所もかっこよかったです。
大切な友人を亡くし、その友人のために事件と向き合っているそんな姿を間近で見ていたからコナンくんは麻酔銃で自分が推理ショーをするのではなくおっちゃんが解決するようにメールを送ったんじゃないかなと思いました。
警官を目指した理由がわかるほど、大人として人として立派な人です。
最後に…
最後にコナンくんが、由衣さんだけに敢ちゃんの生存を伝えていたことが分かってコナンくんらしいなと思ったことと、生きていたことを知っていた上で号泣してしまった由衣さんの気持ちが辛くていつか報われてほしいなと思いました。
今年の映画は少し大人向けなストーリーで、多くのキャラクターの葛藤が顕著にでており、結局は自分の感情とどう向き合っていくかが大切なんだな〜と思いました。
大切な人を失って同じ思いを他の人にさせたくないと思いつつ起こした行動が結局は同じことを繰り返して…みたいな少し悲しい映画でした。どうか、みんな幸せになってほしい…。
アニメでこの映画の後日談もやっていたのですがその話も含めて悲しい気持ちになりました。
最後の降谷さんの怒りが今回の事件の総まとめです。
来年の映画も楽しみ!
言いたいことが全然まとまりきらず全部書ききれていませんが、個人的には歴代作品で上位には入ってくる最高の映画でした。
また来年にも期待!来年のメインが結構意外なキャラクターだったのですごく楽しみです。
神奈川かな?舞台は….。
まだ観れていない人は、ぜひ!私もまた観てきます。